Paha maa (2005)

Paha maa (2005)

オリジナルタイトル:Paha maa

English title:Frozen Land

監督:アク・ロウヒミエズ Aku Louhimies

上映時間:130 分

製作国:フィンランド

日本劇場未公開

公式サイト:Solarfilms Inc. : Frozen Land [en]

予告編

あらすじ

教師の父を持つニコ。その父親が職を失い荒れた生活を送り始め、ニコのCDプレーヤを酒代のために売り払い、ニコは嫌気がさして家を出る。彼は友 人に連れられていったパーティで偽札を手に入れ、CDプレーヤを手に入れるためにその偽札を使うのだが、あとでそれが偽札だと気づいた店主は、中古のテレ ビを売りに来たイストにその偽札を渡してしまう。

ひとくちコメント

  • 愛ではないすべて (2000) のアク・ロウヒミエズ監督の2005年の作品
  • 序盤は軽めの人間ドラマ風。話が進むに連れて重くなる。
  • 過ちの連鎖。どこかでつながっている。
  • カオス理論を教える教師。その教師がカオスに巻き込まれていく。
  • 舞台は雪の積もったヘルシンキ。そのヘルシンキで問題を抱えながら生きていく人達。
  • 各出来事の主人公となる人物は何人いるだろうか。6人ぐらい?
  • 中・低層階級の人々。わずかに高級な暮らし。そして失業問題など、これがフィンランドの現状?
  • 500ユーロ札なんて実物を見たことない。(200ユーロ札ですらない。100ユーロ札を一度だけ)おそらくほとんどの人がそうで、簡単にだまされるのかもしれない。

追記

社会に生きる人達の生活がどこかでつながっているということを見て取れる映画ですが、バベル (2006) ほどの広い世界ではなく、ヘルシンキという一つの都市に生きる人達のお話。バベルと 同様に悲劇的な面でつながっているのですが、そのつながりをドラマチックに描くのではなく、淡々とした生活の中で知らないうちにつながっていた、、、という感じ。ちょっと無理ヤリに思える箇所もありますが、各エピソードの中でほかの登場人物を見つける楽しみもあったりします。

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ソフト情報

 

Reprise (2006)

Reprise (2006)

オリジナルタイトル:Reprise

監督:Joachim Trier

上映時間:105 分

製作国:ノルウェー

日本劇場未公開

オフィシャル・サイト:Nouvelle Donne – Joachim Trier – Repeise [Fr]

予告編

あらすじ

オスロに住む親友同士であるフィリップとエリックは、それぞれ小説を書き一緒に出版社へ原稿を送り成功を夢見る。まずはフィリップだけが世に認め られるものの、その後精神を患い、自殺未遂を犯してしまう。一人取り残されていたエリックもこつこつと小説書き続け、今度は逆にエリックが成功をつかむ チャンスを得る。

ひとくちコメント

  • Joachim Trier 監督の初長編作品。現在2作目を製作中とのこと
  • 若者の生き方を綴ったドラマ
  • ノルウェーの中流階級に生きる若者の生き方。仲間、恋、夢、成功、挫折、などなど。
  • ジョイ・ディヴィジョンの曲がストーリーに響く
  • ノルウェーの若者もバンド活動にいそしむ。
  • フィリップの人生を決めるカウントダウン
  • フィリップの恋人であるカリを演じるヴィクトリア・ヴィンゲ嬢は女優業だけでなく、ミュージシャンとしても活躍している。そういわれてみれば、どことなくビョークのような雰囲気も…

追記

2007年にフランスのルーアンで開催された Festival Cinéma Nordique でグランプリを採った作品。その映画祭に行ったものの、なぜかこの映画は見逃していたので、数年待ちこがれていました。ノルウェーの若者を描いた映画としては以前にここにあげたBuddy (2003)がありますが、こちらとは雰囲気が少し違います。Buddy のほうは登場人物が感情表現が直接的なのに対して、この映画の場合は、クロースアップや微妙な光の使い方などによるものと思われますが、それぞれが感情をぐっと心の中で噛み締めているような気がします。
この映画の中でフィリップとエリックが影響を受けた小説家として登場するステン・エギル・ダールは、実在した小説家の Tor Ulven がモデルであるとのこと。

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DVD情報

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