オール・アバウト・アンナ (2005)

All About Anna (2005)

オリジナルタイトル:All About Anna

日本語タイトル:オール・アバウト・アンナ

監督:ジェシカ・ニールセン Jessica Nilsson

製作国:デンマーク

上映時間:91分

日本劇場未公開(DVD発売)

予告編

あらすじ

仕事の上でも充実している都会的な女性アンナは理想の男性ヨハンとつきあっていたのだが、彼が船で旅に出たまま音信不通になってしまった。しばらくは悲しみに暮れていたアンナだったが、恋に仕事に自分の人生を楽しむことを決意する。数年が経ち、理想には少し足りないものの新しい恋人も見つけ、住むところも変えてこれからの人生を謳歌しようとした矢先に、運送業者として働いているヨハンと再会する。

ひとくちコメント

  • エロティック・ラブロマンス
  • ラース・フォン・トリアーなどにより設立されたプロダクションである Zentropa がポルノのジャンルに進出し、女性向けのポルノ映画シリーズとして製作したもののひとつ。
  • デンマークのエロティック専門のポータルサイト Side6 が2007年にスカンジナビアのアダルト映画を対象におこなった、スカンジナビアン・アダルト大賞(Scandinavian Adult Award)の3部門で受賞。(ベスト・カップル・フィルム、男優賞、ベスト・セリング・スター)
  • ポルノとは言っても、よくあるラブロマンスものに、ちょっと長めのセックス・シーンが挟まる程度。リアルなセックス・シーンのあるセックス・アンド・ザ・シティ(2008) みたいな感じか…
  • 劇場公開用ではなく、元々DVDで発売された。初めて難聴者用の字幕がついたデンマークのポルノDVDだったとのこと。
  • 4部構成(ということみたい。あまり分ける意味は感じず)
  • フランスでのシーンで2、3語フランス語が出てくる以外は全編英語。国際市場狙い?
  • 常に音楽がなり続ける。ちょっとしつこい感じも。
  • リアリズムを追求するため(!? らしい…)、ストーリーの冒頭のセックス・シーンは、主演のグリ・バイが当時実際に住んでいたアパートで撮影が行われたとのこと。
  • 一般映画の俳優さんがほとんどだが、なぜかフランス人の女の子ゾフィだけは本職のポルノ女優が演じている
  • 主人公のアンナを演じるグリ・バイは、歌手としての活動も行っている。この映画によりセクシー女優として有名になる。

追記

現代の都会で働く活動的な女性とは恋人との性生活は切り離せないものだろうし、たしかに製作者側が言うように “セックス・シーンを取ってしまうとドラマが破綻する” ということもあるかもしれませんが、なり続ける音楽や多用される幻想シーンのためか、そこまでリアリズムを感じられず、本当にこの映画に Unsimulated sex (英語ではこう表現するらしい)が必要だったかどうかまではよくわかりません。60年代から70年代にかけて、この Unsimulated sex シーンのある一般映画が北欧ではたびたび製作されて来ているようですし、そこまで疑問に思う必要もないのかもしれませんが。。。
それよりも「女性向けのポルノ映画」というものが本当に存在するのかどうか、あるいは、存在するとしたらそれはどのように存在できるのか… その辺りがまだよくわかりません。長年放っておいてしまっているジェンダー/セクシャリティ関係の教科書をもう一度あたってみようと思います。

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