Bænken (2000)

Bænken (2000)

オリジナルタイトル:Bænken

International English title:The Bench

監督:ペール・フライ Per Fly

上映時間:93 分

製作国:デンマーク | スウェーデン

日本劇場未公開

予告編

あらすじ

毎日仲間とビールを飲みながら、たまの日雇いでその日暮らしを続けていたカイだったが、暴力に耐えかねて夫のもとを去り、息子を連れて近所に部屋を借りた 女性リヴが、もう数十年も連絡すら取り合っていなかった自分の娘であることを知る。何も知らないリブは、働いている間の息子の世話をカイと彼の友人スティグに頼むのだった。

ひとくちコメント

  • 社会派ドラマ
  • デンマークにおける社会問題を3つの階級に分けて描いた Per Fly による3部作の第1弾。まずは底辺の貧困層が描かれる。この作品のあと、Arven (2003)、Drabet (2005) と続く。
  • 日雇い、アルコール依存、ドメスティック・バイオレンス、親子の別れ、などなど
  • 数十年振りの父と娘の再会。双方とも顔を見ただけでは気づかない。
  • 母親と同じ境遇の娘。
  • カイによると、最も醜い車はスズキ・ワゴン。
  • かつては料理人のカイ。料理の腕は鈍ってなさそう。
  • 貧困層の生活を「手」で表現
  • 見方によってはハッピーエンド
  • 舞台はコペンハーゲンの郊外。一部コペンハーゲン中央駅も見ることができる。

追記

社会の底辺で生きるカイは元々は腕のたつコックであったようですが、なぜ身を落とすことになったのかの詳細までは描かれていません。娘のリヴが母親と同じような境遇であったということが描かれているので、ひょっとすると、リヴの夫のラースはカイと同じような道を辿ることになるのかもしれません。 この作品の公開された2000年ごろはデンマークの失業率は下がって来ていたようですが、監督の Per Fly は貧困層のためのカウンセラーと行動をともにしながら取材を行い物語の登場人物を作り上げていったようですし、カイと似たような人達がその当時も多かった ものと思われます。 フランスなどでは日本とは違って、高層アパートが建ち並ぶ郊外と言えば低所得者層や移民のための地区というイメージですが、この作品を見る限りデンマークもフランスと同じ状況のようです。

関連記事、サイト、ブログ等

  • Kirkens Korshær [dk](監督の Per Fly が記事を読んでこの作品のアイデアを得たというデンマークの社会慈善団体のサイト)

DVD情報

 

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